宿題の量について〜体験記〜

これのつづき。いよいよやってまいりました笑

塾の宿題が終わらない件

とりあえず、親の体験と子の体験を。

いまはなき中3最レ時代

「塾の宿題終わらない」事件というのは、僕自身、中学受験でも高校受験でも身をもって体験してました。中学3年生のまだ某大手塾最高レベル特訓いわゆる中3最レがあった時代。夏休み前に夏休みの計画を事細かに決めさせられます。どう考えてもはめ込めないないので、色々時間を短縮して提出すると、「この授業の宿題はこれでは終わらない。1時間はかかる」とか言われるわけです。

そうこうしているうちに、「どう考えても寝る時間ないやろ。」みたいな計画表になってしまうわけです。「ほんまにやるんかよ、これ」とか「計画表作ってる時間に勉強した方がよくね?」とか思ってました。

そんな時、誰だったか忘れましたが、とある先生から聞いた衝撃の言葉、「宿題は全部は終わらん!!。自分で取捨選択して計画表を作れ」と。まあみんな「は?マジかよ!?」ってなってましたね笑

長男の中学受験

あれから20年ほど。こんな僕も子供ができて、中学受験することに。久しぶりの上本町。ちょっと期待しながら、○学園にいってみたところ・・・

大手塾のシステム、20年前と何も変わってないじゃん笑

それこそ、テキストとか採点とかが見た目きれになっただけ。

というわけで、長男に対しても、「宿題は終わらない。講座は取捨選択する。そのかわり、それは完璧に仕上げよう。」そういうスタンスで開始しました。

長男の塾選択

「なぜ○学園じゃなくて、△学園選んだの?」というのはよく聞かれます。まあこれはまた別の機会に。正直アホみたいな理由です。

長男の大手塾生活

6年から大手塾に通うことになった長男くん。はじめの方はあまり講座とってませんというかとりませんでした。それこそ3つほど。ほぼ全講座を受講しはじめたのは、6年の秋以降。やはり宿題は見事なまでに終わりせん笑。あらゆる手を尽くしましたが、無理でした。

「長男がアホだっただけ?」

親としてのコメントは差し控えます。ただ、彼はいわゆる「10傑」常連でした。

これが何を意味するか。

「長男、実はとっても賢いんです!!」

違います。

大手塾から出される宿題の量というのは、一般的には「終わるはずのない量である」ということです。

「塾の宿題終わりません」という悩み

「宿題が終わりません。どうしたらいいのですか?」という質問。

論理的に考えると、単純に量が一定の場合、単位時間あたりの処理速度を上げるか、処理にあてる時間を増やすか、その双方かしかないわけです。ただ、処理速度を上げて雑になってしまうと、意味がありません。

だから、「宿題が終わりません。どうしたらいいの?」という質問に対しては、いつも「終わるわけないよねー」と思ってます。

つづきは↓

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