過去問について(3)

これのつづき。

過去問(2)は、過去問の具体的な使用時期についてとかでしたね。

不十分な感じありまくりですが、先へ進みます。

つぎは、合否の推測に使用する場合です。

まず最初に。

合否の予測が完璧にできるわけではありません。当たり前です。

・そもそも母体が違う

・採点基準もわかんない(別ブログで言及予定)

・何なら問題ごとの配点も不明

で、前置きは終了し、とりあえず、パターン分類。

●6年の夏休み以前にやる場合

これに関しては、「教材として使用する場合」に該当します。ただ、この時期に合格最低点あたりをとれてしまってたら・・・

●直前期にやる場合

もうほぼ完成していて当たり前です。直前講習とかやりますが、最近勉強始めたお子様ならいざしらず、何年もやってきて、直前でそんなに成績上がるわけないよねっていうのが個人的見解です。

だったら、合否の推測は100%はできるものの、ほとんどわかるんじゃないの?って話もありますが、上記母体・部分点・採点基準・配点の問題等があるので、結構わかりません。

結局、何もわかんないじゃん!!ってなるのも困りますので、一つだけ目安を。

「これなら、大丈夫って思えるライン」

それは1科目もしくは試験1つ分の点数がなくても、ほぼ合格最低点に届いているケースです。

本番だと余裕で合格するケースですよね。

たとえば、灘なら一番配点が低い国語1日目がなくても合格最低点に届いているケースとか。

より具体的にいうと、80点満点なので、得点が50点なら、合格最低点より50点プラスで合格しているような場合となります。

東大寺だと3科型で「国語はあと漢字だけ取れてれば合格だねー」みたいなケース。

なんか国語ばっかりなくしてますね。ごめんなさい。

これらのケースの場合は、圧倒的に算数が得意で得点力があるケースがほとんどです。

あと、合格採点ラインの得点率が高い場合についてはあまり適用できません。あくまでも、合格得点率が65%以下になってしまう場合に適用できる判断基準であると思われます。

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