塾はどこにするか悩みますよね。
大きく分けて、大手と個別。
うちは、大手でも個別でもないので、
この話題に関しては気楽な立場です笑
とりあえず、最初は大手に行かれる方が多いでしょう。
それでいいと思います。
大手塾については、システムもカリキュラムも固定されており、一定の質が担保されています。大外れはありません。
組織的にもそれなりの財力があり、物理的な環境も整っています。
一言でいえば無難。
ただあえて言うのなら、
大手塾の合格に対する貢献度がどれぐらいなのかという話。
講師は違えど、同じカリキュラム、同じテキストを使っても、あのクラス編成にまでなります。
学校とは違い、
中学受験を目指すお子様方が集結しているのですから、
あそこまで開いてしまうのも不自然な気もしなくはありません。
ここで少し考えてみましょう。
合格を勝ち取るというのは、少数派です。
大手塾で用意されたテキストやカリキュラムを同じようにこなしていたら、差はつけられないことはないものの、
差はつけにくいでしょう。
「そんなことないよ。大手でも差がつくよ。」
はい、そうですね。前述のとおりです。
大手塾オンリーを否定するつもりなど全くありません。
それで合格できるのであれば、それにこしたことはないと思ってます。
だから、うちの教室が、
「とりあえず大手へ行かれてみたらどうですか?」っていうのはその辺です。
ただ、大手塾内での競争というのは、
イメージ的には、
同じ道を同じような車で競争しているようなものなのです。
必死になって運転しているときに、
「オレはヘリで行くわ」みたいなのが出てくると、
いくらすごい車だったとしても、簡単に敗北します。
だったら、個別いいよねと言いたいんだろう?と。
一概にそうとも言えません。
あれは、玉石混交なので。
うちの教室がどうとかは関係なく、
思ったこと書いてます。
当然のごとく、
様々な講師の方がそれぞれの思いをおもって、
ご自分の教室を開いてらっしゃるわけです。
それをどうこう言うつもりもなければ、言える立場でもありません。さらに、お会いしたこともなない人や、見たこともない授業についても何も言うつもりないです。
ご安心ください。ただの感想です。
で、つづき
えーと、個別の選び方でしたね。
「いい個別教えてよ!!」ってよくありますよね。
みんなが車に乗っているときに、
ヘリに乗りたいのでしょう。
当たり前です。
ただ、真面目な話。
結論から言うと、
どこがよくて、どこが悪いかなんて把握できることはまずありません。
「お子様との相性もあるから・・・」とかそういう話ではなく。
というのは、
実際に、
子供と二人のときの様子を見ることは不可能だから。
一般的に、
その先生方がどのような授業や対応をされているか見る機会ってありませんよね。
僕ですら、
保護者として子供を個別へ行かせていたときにどんな授業をされているか、経営者になってどうんな授業をしているか、ずっと見ているわけではないのです。
だから、合格実績や口コミに頼ります。
合格実績については以下を参照してください。
貢献度がどれぐらいかというのを分析するのは大手塾以上に困難でしょう。全科目対応ではないから。
で、口コミですよね。
口コミもさまざまで。
いい悪いは別にして、
ひろゆき的に「それってあなたの感想ですよね」って言われてしまえば話が終わってしまうことが多いです。
とりあえずのところ、
「一応の基準」としていいなと思うのは、
・合格したご家庭が否定的な評価を下したケース。
・不合格であっても肯定的な評価を下したケース。
上記2つはわかりやすいかなとは思います。
もちろん、上記がアウトで、下記はOKです。
ここまでの話だと、ただただその辺の話と同じになってしまうので、次は経営者観点からみた個別のお話を少しすることにします。
これとも関連してきますね。
これのつづきで、個別に対する経営的な視点。
とりあえず、
季節講習とかは抜きにして、適当に設定。
個別1時間1万円。
平日3コマ、土日5コマ。
とした場合、
空きなしだと、
3✕5+5✕2で週25万
月4週で月100万円の売上になりますね。
大儲けじゃん?
結構儲かってる?
ちょっと足りないよねー?
えー、そんだけしかないのー?
そりゃ、感想は色々ですよね。
講師自身の年齢や生活環境にもよるでしょう。
お子様いらっしゃったり、家のローンの有無とか。
また、教室の形態にもよります。
自宅か教室借りてるか。
関係ありそうでなさそうでありそうなのが、
大手塾から独立したか、解雇されたかとか。
さらには、個別を必要とする顧客がどれぐらいいらっしゃるのかとかも考えないといけませんね。
なのに、塾講師は資格なしで誰でもできたりします。
個人的見解だと、
100%回転したとして、
売上がこれだと厳しいです。
「自分の理想の教育をしたいんだ!!」
みんな最初はそうなんだと思います。
それでも、大富豪を除き、
現実は重くのしかかるでしょ?
生きていくのに、必要最低限のお金っていりますからね。
お金に余裕がありません。
じゃあ、どうします?
経費はこれ以上削れないので、
単価上げるか、人数増やすかしかありません。
あまりいい方向には向かうとは思えませんよね。
このあたりが玉石混交と言われる所以かと。
明日は大手とか個別のハイブリッド方式について。
ちょっと飽きてきましたね笑どうしよう・・・
大手と個別の併用に関して
1箇所行く場合・・・2通り
2箇所行く場合・・・4-1=3通り
①大手塾と大手塾
②大手塾と個別
③個別と個別
です。
①大手塾と大手塾
最近よく見かけるようになったような気がします。
次回の大手塾における講座の取捨選択っていうところ記載しますので、今回は省略。
②大手塾と個別
併用の中では、
一番多いパターンでしょうね。
個別の一番いいところは、カリキュラムのオーダーメイド。
弱点補強や得意科目の強化という用途に使えます。
③個別と個別
単一の個別教室と異なる教科の違う教室に通うケース
同じ教室内において、複数教科を受講するケース
まあいろいろあるでしょう。
なんかパターン分類しておいてこんなこと言うのもどうかと思いますが、めんどくさくなってきた笑
ざっくり言ってしまうと、
中学受験って、
先が割れまくった極太マーカーのような大手塾と
先端が細い個別教室をつかって、
紙一枚、塗り倒しましょうゲームです。
というのが、一番わかりやすいかな笑
実際のところ、
どのパターンであっても、
どれかとどれかを組み合わせて、穴のない状態を効率的に作りましょうという感じ。
大手塾は、カリキュラムに沿ったテキストと授業の提供。
個別は、オーダーメイドでの学習の提供。
大手塾で個別化できたら一番よさそうですね。
先が完璧に揃った極太マーカー最高ですね。
個別で大手化すると、悲惨ですね。
先が細いマーカーで全部塗るの大変です。
人数増やすしかありません。
つまり、
相乗効果がないと意味がないと思います。
通塾するだけで時間は消費します。
意味がないものや重複したものなら、無駄に時間を浪費するだけ。
「一度授業でやったことを復習するために同じような授業をとってます」
それ復習動画でよくないですか?
1回ではなかなか内容を把握するのは難しいので、有効ではあると思います。
動画は、倍速でも見れるし、とばしたり戻ったりなんとでもできます。
で、なぜか先取りの話へと続きます。
正直に言います。
すみません。このシリーズ、飽きてきました。
なので、適当にしめます。
はい、まとめ。
大手
ある程度の質が確保されてます。
ただし、競争の手段としてはいまいち。
個別
あたると一発逆転、ブッチギリが可能。
間違えると、大金つかって絶望が待ってます。
理由は経営的な面から考えるとわかりやすい?かも
というお話。
ローリスク・ローリターン。
ハイリスク・ハイリターン。
最高なのは、
ローリスク・ハイリターン。
最悪なのは、
ハイリスク・ローリターン。
結局のところ、よくある
「お子様に合った塾を!!」となるのですが、
そんなものわかったら、誰も悩みませんよね。
少しだけわかりやすくしましょう。
まずは、
「お子様の学力に合った塾を」お選びください。
これに対して、
「お子様の性格に合った塾」は微妙かなと思ってます。
まず、
「学力に合っているかどうか」って、
どうやって判断すんの?
宿題とか扱っている問題とか、
まず自力で半分ぐらいできたらOKです。
残りの微妙なところを、
ちょっとだけ無理させましょう。
なーんもわかってない問題、ひたすら解説してもできるようにはなりません。
つぎ、
「お子様の性格に合った塾」ってなに?
たとえば、
「ぼく、勉強大好きなんです。勉強ばんざい。ビシバシやりたくて仕方ありません」って、ストイックなお子様。
どこへでも行ってください。楽勝で合格です。
真逆。
「あー、勉強むりー、勉強しないで、最難関ゲットが夢!!!」って人。
こんな子、ゆるゆるの塾に入れたら、合格なんて夢の彼方ですね。
えー、そんあ「ゆるゆるの塾ってないでしょ?」
あるんですよ、それが。
だって、遊びたい子供と儲けたい講師って利害関係一致するじゃないですか。
なんも結論でてませんね。
ごめんなさい。
まあ、なんだかんだと書き散らかしたので、まだ関連した話は続きますけど、一旦このシリーズ終わりにします。
ありがとうございました笑
にしても、書くこといっぱいあるな。
それだけ頑張ったということにしておいてください。