この時期になると、体調を整えることを最優先にすべきだと思っていたりします。
ただ、ご本人が「勉強してないと不安だ」とか、ご両親が「勉強していない姿をみるのが不安だ」とかで、なかなかそうもいかないところもあるでしょう。
そこで重要になるのは、「一旦休ませることにより成績が上がった」という経験かと思われます。
実際のところは、成績が上がったのではなく、疲れがとれることにより、本来の力がでたといった方が正確なのでしょう。
とにかく、一度功を奏した経験があれば、自信をもってその判断を下すことができます。
だから、早い段階、つまり失敗できる段階で色々経験しておくといいよねという話になります。
で、次に問題になるのが「休ませるということは何をさせ何をさせないことであるか」ということになります。
これは「体調管理をしましょうね」というのも同様で、理解はしているものの、具体的に何をしていいのかわからないというのも、よくある話です。
周囲から「こうしたらいいよ」とか、ネットでは「こんなふうにしたらいいよ」と情報が集まるものの、聞いた以上は子供のためにと思い、「やらなければならない」と義務感を感じたうえ、それができなかった場合は、「あれをしなかったことがマイナスになったらどうしよう」と不安にかわったりします。
何がどうあれ、所詮すべては結果論でしかありません。そういうときは、「やるべきことはやって、やってはいけないことをしない」というのを徹底すればいいと思ってます。どうせ考えても、どう影響するかなんてわからないのですから。
そこで、やるべきことは何?ということにはなるのですが、それは、お子様御本人に希望を聞くことだと思われます。
教室では、子どもたちとあれこれ会話することがあったりします。おそらく、ご家庭とは違う顔なのでしょう。幸い、まだ「マシな大人」と思ってくれているのか、色々と教えてくれたりします。当然に、子供同士話しているときは、また違う顔で話しているようです。
だから、是非、子供たちにきいてみてください。
他人の見解やネットの情報よりもずっと正確なはずです。なぜなら、本人がそういうのですから。これ以上の方法はないといってもいいぐらいだと思います。
それで、それによって「休むべきかそうでないか」「休む場合はどのようなことをすべきか」か決めてください。思いの外簡単に結論が出るものと思われます。
以上のように、具体性のない解決策と称されるものなど、何の役にも立たないどころか害悪でしかありません。中学受験は良くも悪くももうすぐ終わってしまいます。残りの日々、周囲に振り回されることなく、心穏やかに過ごせることを願っております。