勉強する子としない子
色々な理由で勉強しないお子様は当然にいらっしゃいます。どちらかというと、一般的には放っておいても勉強するお子様の方が少ないです。ただ、勝手にやる子は、学力もかなり上位であることが多いです。だって、勉強しているから。単純です。そういうお子様は、質問も「あ、それ厳しいよね」っていうもので、かなり質の高いものだったりします。
教室で勉強しない子への対処
当塾では、勉強しないお子様は放置してます。一応、費用をお支払いただいているので、常識的に「質問があれば持っておいで」「早くしろよー」とか２，３回ぐらいは注意しますが、それでもしない子は言っても無駄そうなので、それ以上のことは言いません。
対処法
これについては、世間で散々議論されてますよね。「やる気スイッチ」とか。その辺に関しては、詳しい方がいらっしゃるので、そちらにお聞きください。ただ、個人的には、お子様が勉強することを断固拒否もしくはそれに近い状態だったら、機嫌をとるか圧力をかけるしかないのですが、これも限度がありますので、もう勉強するのは不可能だと思ってます。
学力を上げる方法
成績というか学力を上げるのは簡単だったりします。問題を解いて、わからないところを解決する方法を知り、それを適用することができるようになれば、学力は確実にあがります。ただ、成績や偏差値は、相対的な評価になってしまうので、上がりづらかったりということはあるものの、それでもやっていれば上がります。
成績を下げる方法
「勉強しなかったらいいよね？」と言われそうですが、それだと学力は上がらないだけで下がりません。生きているだけで色々学ぶので、中学受験に特化した勉強をしなくても、勉強した場合とくらべて少ないものの、学力はあがります。では、成績を下げるには何をすれば下がるのか・・・情報を取り入れるのをやめさせればいいのです。そうすると、学力はほぼ上がらなくなります。正確にいうと、周囲から勝手に入ってくる情報であっても、全く聞き入れない状態にしてしまうと、成績は下がりはじめます。その発端となるのが、「聞きたくない話を長々と聞かされる状態」です。
危険な状態におちいるケース
具体的に何をすると、こういう状態になるかというと、大人から聞きたくもない話を聞かされ続けることです。「あー、おもんない、帰ります！！」なんて言える小学生って、ほぼいないです。そうすると、聞いているフリをするようです。絶妙なタイミングで頷いたり、「なるほどー」とか言ってみたり。大人でもそうですよね？興味のない話やつまんない飲み会。帰りたいけど帰れない場合は、愛想笑いしながら、全然違うこと考えてたりしますよね。
そうなったら最後、矯正するのに時間がかかります。聞かない上に、自分の頭の中で過ごし続けることができてしまうから。
教室での対応
で、最初の話に戻るのですが、休み休みであったとしても、自分で勉強しないと結局は意味がないのです。もし教室にきて、「何もしなかった」としても、強制的にやらせることはしませんし、できません。もちろん、進捗に関してはお問い合わせがあれば、正直にお答えします。その後どう判断するかは、ご家庭の問題だと思っています。
我々がすべきことが「教室で問題を解き、わからないところがあったら、すぐさま解決できる環境」を整えておくことであり、それが正当だとしても、やはり何もせずに帰られるのは、心苦しいものがあったりするんですよね・・・
ただ、どういうわけか、それでも時間をかけてくださった場合、なんだかんだとやるようになってくれたりします。これは当塾の環境によるものであって、まさにいま来てくださっているお子様たちによる恩恵ですね。本当に感謝してます。
最後に
で、大丈夫ですか？講師がえんえんと話し続けている授業とか個別とかを受けているお子様。それ、成績上がらないどころか下がりますよ？本当に。結構多いんですよね、「興味を持たせるため」という理由で、全く関係ない話や自分の趣味の話をし続けるケースが。
当塾は演習型なので、講師が説明するのは長くて５分ぐらい。指摘するだけの場合は、数秒ということも多々。
というお話でした。
