成績の幅

最終的には、「得意科目の強化と弱点分野の克服とその時期」みたいな話へとつながるはずのお話です(途中で飽きたらごめんなさい)

模試でも過去問でも何でもいいのですが、点数がでますね。
点数は当然のごとく、毎回異なったものになります。「オレは毎回同じ点数なんだよ!!」って人。同じ点数というのが0点じゃなかったら天才すぎます。本番だけ真面目に受けてくださいね笑

「今回は問題難しかった」とか「簡単すぎ」とか。それを一応、難易度という概念をなくしてしまうのが、偏差値ですね。
とりあえず、得点にしろ偏差値にしろ、バラつきますよね。とりあえず、偏差値で考えていくことにしましょう。

偏差値の差

一定期間の複数の結果の中で、一番高かった偏差値と一番低かった偏差値の差をみてみましょう。あまり時間が経過していると意味なさそうなので、3ヶ月間に10回分ぐらいのデータがあるのが十分そうですが、なかなかありませんね。とりあえずは、短期間の見方について。ちなみに、長期にわたるものは、次回の記事で修正をかけることになります。

差5ぐらいまで

安定した出力がありますよね。ということは、分野によって左右されないということでしょう。ただ、苦手分野がない分、得意分野も突出していなさそうな感じがします。これが65とかの高い位置で安定してくれたらいいのですが、もし微妙なところ、偏差値60とかで、最難関を目指すとなると、何かを強化した方がいいですよね。

差10ぐらい

「45〜55」とか「55〜65」。まああり得る範囲かと。こういう状態になるということは、おそらくとても得意な分野かとても苦手な分野があるのでしょう。ひどい場合は、得意科目の得意分野だけですべてを補っている感じがします。とりあえず、その突出したもの以外をやれば、成績上がりそうですよね。

差20ぐらい

「55〜75」とか「45〜65」とかですね。さすがに開きすぎかなとは思いますが、まあ有り得なくもないのかなと。算数得意な子がやらかしたとか。

差30ぐらい

体調不良か、途中で寝たか。まあそんな感じでしょう笑

どの帯域においても、何かしらいいところがあったり、悪いところがあったりします。いいところは伸ばせばいいですし、悪いところは改善すればいい。それに対して、かかる時間から、どの時期にすべきかということを考えればいいですね。

結果に対する一喜一憂の正体と対策

結果に対する一喜一憂

これ人間ですからね、当然そうなってしまいます。

「一喜一憂しないようにしてください。」「一喜一憂しなように気をつけます」。無理でしょ笑。人間の正常な反応なんです。

良ければうれしいし、悪ければ凹みます。上昇基調にあるときに、ガックンと下がったら、もう何もかも嫌になります。逆に、下降気味だったときに、ドーンと上がるとうれしすぎますよね。すべて人間の感情です。

ただ、一つだけ間違いないのは、前回までがどうあれ、そして今回がどうであったとしても、次回がどうなるかは誰もわからないということなのです。少なくとも、次回の成績を上げたいのなら、勉強するしかないのです。

一喜一憂しないための対策

といっては、やはり人間ですから。感情の制御は難しいものです。せめても、内心にとどめ表に出さないということができえれば素晴らしいですが、それもストレス溜まるしよくないよね・・・といった感じで。

ここで一番早いのは、問題と得点はみるけど、順位と偏差値を「みない」というのがいいのかなと。

どうせやること変わらないのですから、さっさとできなかった問題だけやり直しておきましょうと言った感じです。少しは平穏が訪れるでしょう。

しかも、やり直した部分っていうのは、次回まず出ないわけです。なので、短期的対策としては無意味に近いかもしれません。

ただ、長期的にみてた、らいい感じなんですよね。だから、「やり直したから、次回のテストでは成績あがあるはず」なんて決めつけずに、そのまま続けてください。できなかった問題をデータにまとめていつでもやり直せるようにするとかすると、なお効果的ですよね。実際、想像以上に効果あります。

苦手分野の発生と対処

というわけで、とりあえず苦手分野から。苦手分野というのは誰にでも存在するわけです。

色々ありますが、最もわかりやすい原因は端的に「やってない」から。

算数でいえば、整数問題・場合の数・立体あたり。整数問題と場合の数は数学からももってこれるので、まあ難しいですし、適切な説明というのもなかなかされてなかったりします。あと立体もね・・・やっぱり算数って、大変だなと思います。

理科でいえば、地層・気象とか、あとは天体。天体は立体できないと厳しいですよね。まあ、地層や気象なんていうのも、あんまりやる機会ありませんしね。力学とかも苦手なお子様いらっしゃいますが、まあ手順踏めてないだけだよねって感じです。

というわけで、理科については特に「大量に取り組んだけどできません」なんてケースあんまり見たことありません。なので、苦手分野みたいなところを見つけたら、一週間ぐらいやりまくってください。結構解決したりします。

次回、成績の長期的な分析方法みたいなものの予定

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