合格保証及び返金保証制度とは、「万が一不合格であった場合に、授業料の一部もしくは全額を返金しますよ」というもの。
個人的には、ほとんどケースにおいて、以下のように実質的な意味はなく、集客のための「過剰な文言」という認識をしております。
・要件が厳しすぎる
・要件が多すぎる
・要件が明確ではない
といったところが原因で、適用を受けるのが困難であったり、手続き的に複雑だったりします。
確率論に帰結
常識的な運用を目指すと確率論を用いることになるのでしょう。生徒が多数になれば、一般的な合格率に近づくので、確率から価格設定すれば、それなりのビジネスモデルにはなります。
あと、2つほど運用する方法がありますが、あまりよろしくないので省略。
ただ、いずれにしろ、顧客側の自由度を制限するものであったり、結果からの逆算による価格設定等、本質的な運用ではないと考えております。
合格保証&返金制度の本質
現実的な運用方法についてはともかくとして、一概に合格保証&返金制度そのものが「無意味なもの」や「害悪である」と断じてしまうのもどうかと思われます。委任の途中で、合格可能性等を明確に数値化にするのが困難な以上、唯一明確になる結果をもってして、事後的ではあるものの委任費用を変動させるというのは、合理的な面もあるのでしょう。
なので、少し考えることにしました。大まかなものはできておりますので、もう少し詰めて後日発表します。
以下の記事でお話したように、生徒・保護者・講師に覚悟を強いるのみではよろしくないので、経営側の覚悟の一環と思っていただければ。
合格可能性の明確化
ところで、上記に困難であると記載した「合格可能性の明確化」
よく模試をうけると、判定がでますね。その時点での合格可能性を明確にしたものの一例でしょう。
ただ本当に必要なのは、「A判定だったから、多分大丈夫だよ」とか「D判定だから厳しいよね」ってことではなく、「合格するためにあと必要なものが何か」ということかと思われます。
これに関しても、現在構築中となっております。
クリエートベースのご案内動画となります。youtubeへ接続されますので、よろしければご覧ください。