保護者として、そして経営者としてのいい講師の選び方(2)

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これのつづきです

余裕って大事です。

やらなければいけないことを、

「いついつまでにこれやれよ」って圧力がかかっている状態と、

「ま、とりあえずやっておこう」っていう状態。

ダラダラしているのはおいておくとして、

後者の方が早く出来て、出来がいいなんてことは多々あります。

講師もそうなんですよ。

単位時間あたりの情報量というか効果を上げるには、

そのお子様に必要なことをピンポイントで提供する必要があります。

じゃあ、それ見抜かないとダメですよね。

「先生、力学できません!!」

「力学はね、ベクトルとモーメントがね・・・」とか言ったところで、

そんなことどこででも習っているわけです。

人間って、最初がしょーもないと、もう聞いてません。

お子様にかぎらず大人もです。

口に出しては言わないけれども、「またこの話かよ」ってなったら、もう聞いてません。

ただ、ピンポイントで提供し続けるのって、結構労力いるんですよね。

簡単なことでも的確にやり続けるのって大変なんです。

絶対に全問正解じゃないといけない九九の計算100問とか死にます。

これに対して、今そのお子様に必要なものについては、

「そんなもの、経験があればわかります」って方もいるでしょうね。

まあそうでしょう、ある程度までならね。

物事って、一つのことを突き詰めた先に未来があるのです。

これだけネットが発達して、誰でもいつでもある程度の情報が得られるようになったいま、

求められているのは、情報ではなくて、情報の厳選なのですよ。

だからこそ、表に出てない情報には意味があったりします。

というわけで、

とりあえず、講師は余裕がないと無理ですよって話。

「講師に余裕があるかないかの見分け方みたいなもの」につづきます

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