多数の方々のご協力を賜りまして、2022年度の講座が無事に終了いたします。感謝申し上げます。
6年生は、人生で1度きりの中学受験のための勉強はもう終わりです。おつかれさまでした。
当初は、理念に記載したとおり、「入試当日、合格点をとる」ことだけを考えていました。社会的な役割はそれぞれにあるもので、我々学習塾が行うことは、得点するためのサポートでしかなく、教育と称して主体的に関われるものではないというのは、今でも変わりません。
色々と強烈な判断を下しましたので、我々が上記目的のためなら手段を選ばないことは、よく理解してくれていると思います。目的が抽象的であったり、広汎に及んでしまい、手段が明確化されなければ本末転倒であると思い、上記のような理念に徹していたのですが、いざ成長を目の当たりにしてしまうと、思うところもあったのは事実です。
要するに、我々にとっては予想外の副産物だったということです。それほどまでに成長してくれたのです。感謝しかありません。
おかげさまで、これから先、理念は変えるつもりもありませんし、変える必要性もないことがよくわかりました。だから、今まで以上に躊躇なくやっていこうと思います。君たちもそうしてください。もう大丈夫だと思います。
で、最後に。
これまでの過程では「結果がすべてである」と考えて過ごしてきました。
だから、当日はやり遂げてきてください。
それで、その結果については「すべてが過程によるものである」と考えて、さらにその後の日々を過ごしてください。
卒塾生としての特別な立場は、約束どおり用意しておきます。安心してください。