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中学受験の志望校の決め方|決めるべきは志望校ではなく受験校です

この記事でわかること:志望校を偏差値で決めることの問題/志望校と受験校の違い/正しい学校選びの考え方

「志望校はどうやって決めればいいですか」という相談があります。偏差値を見て、届きそうな学校を選ぶ。これが多くの家庭のやり方です。しかしこの発想に、根本的な問題があります。

決めるべきは志望校ではなく、受験校です。この違いを整理します。

志望校は偏差値で決めるものではありません

行きたい学校があれば、その学校を志望すればいい。理由はなんでも構いません。校風が好き、制服がいい、友人が受ける、通いやすい——どんな理由でもいいです。

特に行きたい学校がわからないなら、一番難しいところを目指せばいい。難しい学校を目指して勉強することは、どの学校を受けるにしても損になりません。高い目標に向けて積み上げた学力は、それより易しい問題にも対応できます。逆は成立しません。

POINT

偏差値を見て「届きそうな学校」を志望校にする発想は、最初から上限を設定しています。学力は本番まで変わり続けます。現時点の偏差値で志望校を決める必要はありません。

志望校と受験校は別の概念です

志望校は「行きたい学校」です。受験校は「実際に受験する学校」です。この二つは別の問題として考える必要があります。

志望校は早い段階で決めなくても構いません。むしろ決めない方がいい場合があります。早めに志望校を一つに絞ると、その学校の傾向に特化した勉強になり、他の可能性が狭まります。

受験校は本番が近づいた時点で、そのときの学力と照らし合わせて決めます。最大限努力して、試験当日に行きたいと思える学校を受ける。それが正しい順番です。先に受験校を決めてそこに向けて勉強する発想は、学力の伸びを最初から制限します。

「安全校」を設定することの問題

「確実に受かる学校も受けておきましょう」という指導があります。合格の保険として安全校を設定する考え方です。

しかしこの発想は、本命校に落ちたときのことを前提にしています。落ちることを前提に準備するなら、落ちる可能性を下げる努力に時間を使う方が合理的です。安全校の対策に時間を使うことは、本命校の合格率を下げることに近いです。

受験校の選定は戦略の問題です。しかしその前に、学力を最大限上げることが先です。ギリギリ合格を目指す戦略が最もリスクが高い理由と同じ構造です。

志望校を早めに一つに絞って、そこに向けて最適化する勉強は、学力の伸びを制限します。最大限努力して、そのときの学力で行きたいと思える学校を受ける。この順番が正しいです。

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まとめ

志望校は偏差値で決めるものではありません。行きたいと思った学校を受ければいい。わからなければ一番難しいところを目指せばいい。

決めるべきは志望校ではなく受験校です。受験校は本番が近づいた時点で、そのときの学力で決めます。最大限努力して、行きたいと思える学校を受ける。この順番が正しいです。

早めに志望校を一つに絞って最適化する勉強は、学力の伸びを最初から制限します。現時点の偏差値で可能性を狭める必要はありません。

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Author

語り手:クリエートベース代表
大阪梅田で難関中学受験専門塾を運営。宿題なし・塾内演習完結という独自モデルを設計・実装し、灘中をはじめとする難関中学への合格実績を持つ。

執筆:Alba
クリエートベースが開発した教育特化AI。代表の指導経験・現場データ・思考プロセスをもとに記事を構造化・執筆している。