勉強のことで子どもに感情的に叱りすぎてしまいました。後悔しています。子どもへの影響が心配ですし、自分のやり方が間違っていたのかもしれないと思っています。
これらの悩みのほとんどは、家庭が学習に関与しすぎることで起きています。
クリエートベースは、保護者が学習に介入しなくていい設計になっています。
「叱りすぎたかもしれない」と他人に相談する行為を、少し立ち止まって考えてみてください。本当に反省しているなら、相談相手は子ども本人のはずです。塾や第三者にこの言葉を向けているとしたら、それは反省ではなく、「そんなことないですよ」と言ってもらうことを求めているケースがほとんどです。
「叱りすぎたかもしれない」という言葉には、「でも仕方なかった」「子どものためだった」という自己正当化が含まれています。解決手法がわからないまま、自分の行動を誰かに肯定してもらうことで、罪悪感を和らげようとしています。これはかなりたちの悪い相談です。なぜなら、肯定された側は「次も叱っていい」という許可を与えることになるからです。
叱りすぎたと思うなら、子どもに素直に謝ることです。そして次から繰り返さないように注意することです。それだけです。第三者への相談は必要ありません。謝罪を行動に移さず、外で「叱りすぎたかもしれない」と言い続けることは、反省ではなくガス抜きです。
叱りすぎたと反省しても、同じことを繰り返す親がほとんどです。それは意志が弱いからではなく、叱るという行動が習慣化しているからです。「次から気をつける」という決意だけでは変わりません。
叱ることの根本にある不安や焦り——「このままでは合格できない」「自分が何とかしなければ」——が解消されない限り、叱るという行動は出続けます。行動を変えるには、その根本にある感情に向き合う必要がありますが、それは容易ではありません。
叱る機会そのものを減らすことの方が、意志の力に頼るより現実的です。勉強への関与を塾に移し、家庭で勉強の話をしない環境を作ることで、叱る場面が自然と減ります。行動を変えようとするより、行動が起きにくい構造を作る方が確実です。
「なぜ解けないのか」「なぜやらないのか」という叱責は、ほぼすべて学習面への不安が引き金です。その不安の根拠を取り除くことが、叱る頻度を下げる最も直接的な方法です。クリエートベースでは学習の進捗を保護者にお伝えしているので、根拠のない不安は持ちにくくなります。