志望校の合格可能性判定が毎回20%以下です。塾からは「このままでは厳しい」と言われています。志望校を下げることも検討していますが、子どもは諦めたくないと言っています。何をすれば合格可能性が上がるのか、具体的な指示がありません。
お子さんの伸び悩みの原因を特定したい方はこちら。
30秒で原因を特定する →この状況は2つの可能性があります。本当に手遅れか、改善方法はあるが提示できていないかです。いずれにせよ、問題の根は今ここにあるのではなく、もっと前の段階にあります。
大手塾には毎年多くの生徒のデータが蓄積されています。判定が悪い状態が数回続いた生徒がどういう結果になったか、そのデータは持っているはずです。にもかかわらず、手遅れになるまで具体的な手を打たなかったのは塾側の落ち度です。現状に問題があるにもかかわらず何一つ手段を講じなかった結果が、今の状態です。
「このままでは厳しい」という言葉は、何の情報も含んでいません。現状がどう厳しいのか、何をすれば変わるのか、変わる可能性があるのかないのか——これらが示されない限り、保護者は何もできません。具体的な指示がない時点で、塾側が個別の状況を把握していないことが明らかです。
あまりに時間がない状態——たとえば6年生の夏休み前後——は、入塾をお断りすることを検討します。手遅れであることが多いからです。自分で考える習慣がない子どもに、考えることを習慣化させるには3ヶ月は必要です。その時間が残っていないなら、受け入れることが誠実ではありません。逆に言えば、時間が残っているうちに来ていただければ、変わりさえしてくれれば合格できます。そういうシステムだからです。
志望校を下げるという対処は、問題を解決しているのではなく、問題を回避しているだけです。学力が上がらない構造が変わらなければ、志望校を下げても同じ状況が繰り返される可能性があります。
具体的な改善策を提示できない塾に残り続けても、判定は変わりません。残り時間は有限です。
まず現状を正確に把握することが必要です。何が原因で判定が上がらないのか、残り時間で何がどこまで改善できるのか——これを診断した上で、可能性があるなら具体的な手を打ちます。