毎週大量の宿題が出ます。こなすだけで夜中の12時を過ぎることもあります。睡眠が削られ、学校でも眠そうにしています。それでも宿題を出さないと塾での立場が悪くなると思い、なんとかこなしています。成績は上がっていません。
お子さんの伸び悩みの原因を特定したい方はこちら。
30秒で原因を特定する →まず前提として、その宿題は塾側が出しています。宿題とは本来、塾で行ったことを家庭で反復練習するためのものです。塾でやる必要がないから家庭でやる、という設計です。
宿題過多の塾から来た生徒に共通して見られる状態があります。問題を段階的に解いていくことへの関心がなく、いかに早く答えを教えてもらうかだけを考えている状態です。少しでもわからなければすぐに質問に来る。ヒントをもらっても、すぐに答えが出るものでなければやってもみない。少し考えればわかることでも、考えない。すべては宿題をいかに早く処理するかだけに特化した結果です。これは怠惰ではなく、そういう習慣を塾が作り上げた結果です。
宿題の量が多いほど、塾側は「しっかりやらせている」という印象を与えられます。しかし量をこなすことと、解けるようになることは別物です。こなすことが目的化した宿題は、学力形成にほぼ貢献しません。
睡眠不足は記憶の定着を妨げます。宿題をこなすために睡眠を削るという構造は、学力向上の観点から見ると完全に逆効果です。宿題をやればやるほど成績が下がる可能性があります。
塾側にアドバイスを求めたり、問題数を削ったりという対策が取られます。しかし抜本的な解決にはなりません。量を減らしても、自分で解く力がついていない構造は変わらないからです。
塾側が量を調整するか、早く終わるような根本的な対処をするべきです。しかしそれができる塾であれば、最初からそうしているはずです。
十分に問題に取り組む力がつかないまま、睡眠だけが削られ続けます。宿題をこなすことへの疲弊が積み重なり、勉強そのものへの意欲が失われていきます。
クリエートベースは宿題を出しません。宿題を出さない理由は、授業内で自分で解く時間を最大化するからです。こなすことが目的化した宿題は、学力形成に貢献しないどころか、時間と体力を奪います。