毎日塾に送り出していますが、何を習っているのか、どこが理解できていないのか、親には全く伝わってきません。子どもに聞いても「わからない」と言うだけです。塾からの報告もほとんどありません。このまま任せていいのか不安です。
お子さんの伸び悩みの原因を特定したい方はこちら。
30秒で原因を特定する →お子さんの「わからない」という返答には、2種類があります。本当にわからないのか、言いたくないのか。この2つは全く異なる状況を示しています。
何をやっているのかわからない、つまり授業の内容が頭に入っていないということです。これは「意味がない」と同義です。塾に通わせている時間とお金が、学力形成に貢献していない状態です。早急に対処が必要です。
言えば色々言われて煩わしいと感じているため、黙っているケースです。この場合は干渉しない方がいいでしょう。自分でこなせているのであれば、それだけの自主性があるということです。むしろ期待が持てる状態です。
教室では、子どもたちは話をしてくれます。親には言わないことを前提としているからだと思います。よくあるのは「解けない親に口出しされたくない」「言われなくてもわかっているけれど、そんなすぐに対応できない」という不満です。子どもたちも、保護者がどこかで仕入れてきたネット情報をもとに話していることを理解しています。親が口出しして改善するケースはないと考えた方がいい。なぜなら、親が環境を整え適切なアドバイスをしていたら、そもそもこういう問題は起きていないからです。親の改善は、子どもの改善より困難です。
「何をやっているか教えて」と毎日聞く、塾のテキストを確認する、一緒に復習しようとする——こうした関与は、子どもにとって干渉として映ります。特に自主的にこなせているお子さんに対しては、逆効果になるケースがほとんどです。
子どもの学習に過度に介入しようとするほど、親子関係に摩擦が生まれます。その摩擦が学習意欲を削ぐ原因になることもあります。
親が学習内容を把握しようとすること自体、塾選びが間違っている可能性があります。本来、塾とは学習設計ごと預けられるものです。親が介入しなければ回らない塾は、設計が不完全です。