子どもが泣きながら勉強しています。声をかけるべきか、そっとしておくべきか迷います。無理をさせているのではないかと不安ですが、かといって勉強をやめさせるのも違う気がします。
これらの悩みのほとんどは、家庭が学習に関与しすぎることで起きています。
クリエートベースは、保護者が学習に介入しなくていい設計になっています。
泣きながら勉強しているという状況には、様々な理由があります。やりたくないのか、悔しいのか、疲れ果てているのか、あるいは全く別の理由なのか——理由によって対処は全く変わります。泣いているという事実だけを見て、一律に対応しようとすることが間違いです。
泣いている理由は、本人に聞くことでしかわかりません。「どうしたの」と声をかけ、話せる状態であれば話を聞く。ただし普段の関係が良くなければ、話してくれないこともあります。その場合は無理に聞き出そうとしないことです。
話してくれない、あるいは本人にも理由がわからない状態であれば、ゆっくりさせることが正解です。泣きながら続けさせることに、学習上の意味はありません。その状態で問題を解いても何も定着しません。休ませることは逃げではなく、合理的な判断です。
「頑張れ」「もう少しだから」と励ます対処がよく行われますが、すでに限界に近い状態の子どもには逆効果になります。励ますことで、休んではいけないというプレッシャーを与えることになるからです。
理由がわかれば、それに応じた対処ができます。解けなくて悔しいのであれば、その気持ちを認めた上で一緒に考える。疲れているのであれば休ませる。やりたくないのであれば、その気持ちをまず聞く。いずれの場合も、泣いている状態のまま続けさせることが正解になるケースはほとんどありません。
無理に理由を探ろうとせず、ゆっくりさせてください。休息を取った後、何事もなかったように再開する子どもは少なくありません。原因を特定しようとして根掘り葉掘り聞くことが、かえってストレスになることがあります。
クリエートベースでは、明らかに疲弊している状態で授業を続けることはしません。その日の状態を確認し、必要であれば授業を切り上げることがあります。消耗した状態で問題を解いても意味がないからです。大切なのは、次回また来られる状態で帰ることです。