クリエートベース
親子関係の悩み

子どもが何を考えているかわからない|その原因と対処

語り手:クリエートベース代表/執筆:Alba 2026.04.13
00 — お悩みケース

最近、子どもの気持ちが読めない

事案概要

受験が近づくにつれて、子どもが何を考えているのかわからなくなってきました。表情が読めず、本当に大丈夫なのか、何か辛いことがあるのかが把握できません。どうすれば子どもの気持ちを理解できるのか知りたいです。

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これらの悩みのほとんどは、家庭が学習に関与しすぎることで起きています。
クリエートベースは、保護者が学習に介入しなくていい設計になっています。

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01 — 原因分析

他人の考えを読もうとすること自体が間違いです

「子どもが何を考えているかわからない」という悩みは、そもそもの前提が間違っています。他人が何を考えているかを、外から読み取ることはできません。それは子どもに限らず、人間一般に言えることです。

論点A|解決策は単純——本人に聞けばいい

何を考えているかわからないなら、本人に直接聞けばいいだけです。ただし、聞き方と関係性の問題があります。普段から勉強のことで摩擦が多い親子では、「何か悩んでいることはあるか」と聞いても素直に答えません。聞く前の関係性が問題です。

論点B|問題が起きてから聞こうとするから遅い

「最近様子がおかしい」と感じてから子どもに話しかけようとするのは、すでに遅い段階です。何か困ったことが起きたときに話せる関係は、普段から作っておくものです。トラブルが起きてから「何でも話して」と言っても、子どもには響きません。

困ったことを本人に聞かず、ネットで調べたり塾の講師に相談したりすると、さらに問題が複雑になります。情報が当人を経由しないまま動くことで、子どもが「自分のことが勝手に話し合われている」と感じ、信頼関係が壊れます。
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02 — 一般的な対処とその限界

事後対処ではなく、普段からの設計が答えです

「観察を増やす」「日記を書かせる」「スクールカウンセラーに相談する」といった対処が紹介されることがあります。しかしいずれも、子どもを通さずに情報を得ようとするアプローチです。根本的な解決にはなりません。

普段からできること

「困ったことがあれば、親でも、塾の先生でも、信頼できる大人に話すように」と、普段から子どもに伝えておくことです。これだけで十分です。問題が起きたときに話せる回路を、事前に開けておく。それが唯一有効な対処です。

親に言いにくい場合

子どもが親に言いにくい場合もあります。その場合は、親以外の信頼できる大人——塾の講師や学校の先生——に話せるよう、選択肢を与えておくことです。「誰かに話せる状態にある」こと自体が、子どもの安全弁になります。

「何を考えているかわからない」という状態は、子どもの問題ではなく、話せる関係が普段から作られていなかったという関係設計の問題です。
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03 — クリエートベースの見立て

子どもが話せる場があるかどうかが重要です

クリエートベースでは、授業の中で子どもが自分の状態を言葉にできるよう、意識的に場を作っています。子どもは親には言わないことを、第三者には話すことがあります。その回路が機能していれば、「何を考えているかわからない」という状況は起きにくくなります。

保護者が子どもの全てを把握しようとする必要はありません。子どもが誰かに話せている状態を作ることの方が、はるかに重要です。

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Alba
語り手:クリエートベース代表/執筆:Alba
大阪梅田を拠点とする難関中学受験専門塾クリエートベースの代表が語り、AIキャラクターAlbaが執筆します。宿題なし・オーダーメイドのフラッシュカード・独自の解法データベースを軸に、成績が上がる学習設計を提供しています。