2024年の季節的なテーマ 春

2024年3月20日から6月21日まで

春分ー牡羊座へのイングレス

 東京の春分図は日本時間の2024年3月20日午後0時06分に成立する。 太陽(国の指導者)は春分図の天頂近くにあり、学術、研究、宗教、司法、貿易を意味する9ハウスから、与党、政府、権力者を意味する10ハウスにかけて存在している。春分図のアセンダントサインは蟹座であり、蟹座を支配する月は、娯楽、スポーツ、ゲーム、ギャンブル、リスクを冒すこと、遊び心、パーティー、楽しみ、子供たちの活動、創造性の追求と行為を意味する獅子座に在泊している。これは、いくつかの心楽しい活動を特徴とする季節を暗示している。太陽は9ハウスに在泊しているが、これもまた、物語や旅行、異なる国籍の人々との活動など、楽しさと喜びを示唆するハウスである。この春は、自らの多様性を謳歌しているのかもしれない。それは、他国の人々が日本を訪れ、特別なイベントを祝う状況を示唆している。まるで他の国々から来た人々に愛され、歓迎される国になろうと努力しているかのように。


 このチャートでは牡羊座の支配星・火星が蠍座の定位である8ハウスに在泊している。火星は蠍座の支配星でもある。したがって、国の借金に対する懸念も続いている。増税を含むいくつかの解決策が提案されるかもしれない。特に冥王星(税金)が月(家族)と対立しているため、蠍座の影響から富裕税や相続税の増税を打ち出そうとする動きが再燃するかもしれない。貯蓄に励み、築いてきたいくばくかの資産を子供たちに引き継ぎたいと願っていた家族は、この取り組みを腹立たしく思うかもしれない。しかし、太陽が月とトライン、冥王星とセクスタイルを形成することによりこの対立を調停するため、借金、税金、相続といったそれぞれの事柄についてはある種の妥協が成立する可能性がある。


 月と冥王星は、他にも何事かを示唆する場合がある。チャートのパターンはボウルタイプで、すべての惑星が、全星座宮の約半分(水瓶座〜獅子座)に在泊し、そのすべての惑星が、月と冥王星の間に含まれている。これは、広く知られた家族が権力を悪用した事実が明らかになり、国家に深い痛みをもたらす可能性を暗示している。または、非常に有名な人物やその家族の誰かが、生命の危機(あるいは死)に直面していることを意味するのかもしれない。このチャート・パターンはバランスが悪い。したがって、国家の指導者が下した過去の決断が暴露され、精神的な苦痛を引き起こすことも考えられる。この季節は、国家の指導者や、その一族にまつわる汚職、賄賂、非透明性(裏取引)といった疑惑が表面化するかもしれない。また、ボウルは、底を上にして、内容をぶちまけるかたちになっているために、あらゆる場面で、暴露や、見せてはならないものの発覚や、収拾のつかない事態が見られることになりそうだ。


 いずれにせよ、一般民衆、住民に対する影響を意味する月と、深刻な事柄、強制圧力、異常事態、根源的改革、地下資源、原子力、核兵器を意味する冥王星のオポジションが、国民、世論を意味する1ハウスと、外交、同盟国、敵対国を意味する7ハウスで起こることは、安閑と過ごすことの難しさを思わせる。


 牡羊座の太陽の支配星・火星は、財源、国債、海外経済を意味する8ハウスにある。これは財源、国債、海外経済に関してなんらかの問題があることを示唆する。人々は経済的な余裕がないことに腹を立てるのかもしれない。株価や為替の急激な変動に翻弄されることもあり得る。いつも以上に、海外の経済事情が、日本経済を直撃していると感じられるのかもしれない。


 この季節のチャートで際立っているのは、木星・天王星のコンジャンクションが、議会、政党、友好国を示す11ハウスのカスプをまたいでいることである。一方では、これは新しい同盟国、以前は中立を装っていたかもしれないが、今や日本との連携を望む新しい国々の存在を示唆している。しかし同時に、経済的な問題をめぐる長年の同盟国との争いの可能性もある。11ハウスを支配するのは金星であり、9ハウス魚座で土星とコンジャンクトしており、土星は、パートナーシップと同盟関係の7ハウスのカスプサインの山羊座を支配しているからである。日本は、新たな同盟国には支援を惜しまないが、旧友への財政支援は惜しむように見える。幸いなことに、牡牛座と魚座は互いに調和的なセクスタイルの関係にあるため、外交的なコミュニケーションを通じて意見の相違を解決することができそうだ。とはいえ、こうしたコミュニケーションは非常にデリケートな問題でもある。なぜなら、水星(コミュニケーション)は牡羊座(衝動)に在泊し、カイロン(悪意によって傷ついたり軽率な言葉で傷つけられ たりする感覚)とコンジャンクトしているからである。水星とカイロンのコンジャンクションは、金星と土星、木星と天王星のコンジャンクションの中間点に位置する。今、どういうことばを使うかは非常に重要である。感情はかなり生々しく、あまりにも過敏になっているかもしれない。


 また、太陽は魚座にある海王星とコンジャンクションである。海王星は魚座の支配星であるため、海王星的、魚座的な要素が極めて強くなり、それが、太陽に大きく影響する、ということになる。海王星は、目に見えないもの、不決断、不透明、インフレ、薬品、病院、療養所、隔離、アルコール、麻薬、石油を意味する。権力者は、過度に楽観的であるという意味で、一般民衆を欺くことになるのかもしれない。また、宗教に関する問題が取り沙汰されることもありそうだ。あるいは、外国との交流や、他地域への旅行が盛んになることで、なんらかの感染症が拡大する危険性もある。契約事は、不透明で、欺瞞に満ちたものになるのかもしれない。この季節に、霊感めいたものに突き動かされ、手に入れようと、多くのひとが躍起になるものは、実のところ砂の城なのだ。いずれにせよ、リアルさに欠ける空想が、世界を支配する傾向にある。


 4ハウスのカスプが天秤座であるため、天候については強風が予測されるのだが、支配星の金星が魚座にあって、土星とコンジャンクトしている上に、太陽が、やはり魚座の海王星とコンジャンクトしているため、非常に多湿で、激しい気候であることは想像に難くない。海難事故や、河川の氾濫、豪雨災害、医療過誤、薬品や薬物についての問題についても、注意を要する。

留意すべき特定の期間ー春

 この季節は、世界中で党派を超えた進歩を遂げる機会が数多くある、この年、最も重要な期間となるかもしれない。木星と天王星による、14年に1回のコンジャンクションが起こる季節でもある。このコンジャンクションが牡牛座で起こるのは、第二次世界大戦直前の1941年5月7日以来である。また、木星が海王星とワクシング(開く)セクスタイルを形成し、冥王星とはワクシング(開く)トラインを形成する季節でもある。これらは、成長のための特別な機会が存在することを表している。


 運行する木星が、外惑星とアスペクトを形成する場合のハイライトは、希望とチャンスである。平和や国際協定(条約)など、世界にポジティブな展開があったり、そんなニュースが流れたりするシーズンといえばこの時期であろう。さもなければ、注目される社会活動やパーティーが数多く開催され、人々が幸せなムードに包まれる時期ということになるのかもしれない。だが、そんな好意的な感情や意図は、この季節が終わると同時に薄れ始めるかもしれない。


 春は、太陽が牡羊座(火星が支配)に入居し、火星(牡羊座の支配星)が魚座入りすることで始まる(3月23日〜5月1日)。太陽と火星は、牡羊座のような火の星座に在るときには、強く、積極的に自己主張し、荒っぽさを見せる。しかし、魚座は正反対の星座である。元来、受動的で、想像力と美的感覚に富み、火星や牡羊座とはまったく異なる。心理学的には、これらの組み合わせは受動的攻撃的なふるまいをすることになる。外面では協力と合意の顔を見せるが、内面では煮えたぎるような怒りや憤り、自分を不当に扱ったと思う相手への報復を考えている。一方、最善の場合には、困っている人々を助けたいと願う。それは救済者の姿である。だが最悪の場合には、善意をもって契約したはずの計画を妨害することもある。欺きや裏切りの可能性も。世界はスパイや諜報活動を警戒する必要がある。


 水星は4月2日に牡羊座27度で逆行を開始し、逆行は牡羊座16度で順行に転じる4月25日まで続く。これが暗示するのは、衝動的で、おそらく軽率、かつ時期尚早な意志決定である。アイデアはすぐに浮かぶが、新しいアイデアに基づいて行動する前に、忍耐と見直しが必要になる。なぜなら、突然始まった新たな行動がどのような結果をもたらすかについて、十分な情報や認識が不足している可能性があるからである。その結果として正しい標的に照準を合わせる前に発砲してしまい、それに対する反動が起こるかもしれない。この惑星(逆行中)と星座の組み合わせが働くときは、議論や論争が頻繁にまき起きる。アイデアが間違っているとか、悪いということではない。だが、スムーズに受け入れられるためには、着手する前に吟味し洗練させ、理解されやすいように編集する必要があるのだ。


 特に4月8日〜10日は、牡羊座でカイロンとコンジャンクトする形で日食が起き、同時に火星も魚座の土星とコンジャンクトする。多くのフラストレーションが溜まっており、怒りが爆発し、指導者たちに対する厳しい批判の声が飛び交うかもしれない。これらの当事者集団や国々の間では一連の攻撃や武力侵略が遂行されるかもしれない。その目的は相手側に危害を加えることである。しかし同時に、平和と慈悲を求める声もある。これは深刻な被害が出る前に、平和を求める勢力が軍事衝突や暴力、損傷へと向かう動きを阻止できるか、という競争になるのかもしれない。換言すれば、この期間は闘争期とも呼べる時期であり、前後2週間か、あるいはもっと長く続くかもしれない。また天候の面でも、山火事や猛暑、熱波といった気候に関わる脅威に関連する可能性がある。


 その後、太陽は牡牛座入りして冥王星とスクエアを形成し、4月19日〜21日には、同じ牡牛座で木星・天王星の重要なコンジャンクションが起こる。木星・天王星のように外惑星が関わるアスペクトの場合、実際に正確に形成されるその日に、暗示された出来事が発生することは稀である。いずれにせよ、このアスペクトは、世界に影響を与える、人道的結果をもたらすような、非常に独創的なアイデアが生み出される可能性を暗示する、前後2カ月という期間を指し示している。どちらの惑星も、同盟、組合、友情に関連しており、世界的なレベルで善を行うことを望む。これが起こるのは牡牛座である。つまり、安定と安全を望む星座ということだ。ところが、天王星は、安定や安全を意味する惑星とは言いがたい。このコンジャンクションの意図はそこにある。集合体としての人々が営む日々の暮らしや人生に、あまりにも深く埋め込まれてしまった状況に対し、何か常識にとらわれない解決策を考え出さねばならない。それを中枢で関わる者たちは知っている。その内容はウクライナにおけるロシアの戦争に関わることかもしれないし、世界に積み上がった金融債務の苦境に関わることかもしれない。牡牛座はお金に関わることから、新しい通貨の計画や、世界的な銀行システムの脆弱性に関わることかもしれない。また、金融市場もこの時期に大きなトレンドの反転を経験するかもしれない。さらに、金融市場の放物線状の動きは、このアスペクトのただ中、または直後に起こる可能性がある。トレーダーは、この時期に向けて、あるいはこの時期からの、放物線上の「ブローオフ(爆発・噴出)」という観点に立って考え、それに従って取引計画を立てるべきだろう。これは相場の大きな動きにあって、正しい側か間違った側に立つかにより、短時間のうちに大きな富か、または損失へと繋がる可能性のあるアスペクトである。


 4月25日〜5月2日は、麻痺と不確実性、そして行動を起こすことへのためらいをともなう、もうひとつの注目すべき時期である。これは正真正銘、行動が必要なときに、逡巡してしまう期間と呼べるかもしれない。火星は魚座の最終度数で 海王星とコンジャンクトし(4月29日)、何かが終わろうとしていることについての気づきがある。ひょっとするとそれは、ひとつの期間、または時代の終わりかもしれない。しかし、火星と海王星がハードアスペクト(しかも魚座で)を形成するときは常に、環境や人命を危険にさらす疾病や伝染病、毒物、原油流出などに注意する必要もある。そこには他者を助けたいという衝動もある。そして攻撃性と消極性の原理が絡み合ってもいる。誤解がもととなって争いを始めたり、無実の人々を有罪だと誤認したり、意図的に有罪だと見せようとする誤魔化しが紛争の種になることもあり得る。冥王星もまた逆行に転じ(5月3日)、牡牛座入りした金星とスクエアを形成する。そのため、財政的な信用や負債の問題が浮上し、不和や厳しい非難、攻撃の原因となる。それに応えなければ、政府を閉鎖したり、世界の銀行や政界の指導者たちを解任するよう要求する脅しの声も高まるかもしれない。また、農作物の植えつけシーズンへの脅威となる洪水が起こりやすい時期でもある。


 5月13日〜25日は、太陽と金星が牡牛座の木星・天王星コンジャンクションに合流する。この時期は、革新的な解決策や発明、また人類にポジティブな影響を与える素晴らしいアイデアが生まれる可能性がある。ここでもし、世界のリーダーたちが、意見の相違を進んで解消し、問題を解決しようとするなら、この期間には多くの希望が生まれるだろう。これは金融や財政にも当てはまり、大いなる可能性を秘めた新しいプログラムが立ち上がるかもしれない。国際的なサミットを開催し、すべての国々にとって重要な問題を議論するには絶好のタイミングになるだろう。4月21日の木星・天王星コンジャンクションの意味は、この時期にその全貌が明らかになるかもしれない。また、5月23日の木星・海王星セクスタイルも、お金や株式市場に関わる幸福感と重なる可能性がある。パーティーや善意に焦点を当てた大規模なイベントにも格別の時期である。エンターテインメントや音楽業界にも注目が集まるだろう。個人レベルでは、人と人との間に強い引力が働きやすく、たやすく恋に落ちるタイミングでもある。


 よいニュースはこれだけでは終わらない。木星は、6月2日に冥王星とワクシングトラインを形成し、金銭的な合意や借金の支払いの可能性を高める。木星が双子座に入居するため、通信やコミュニケーション全般、テクノロジー分野に関するポジティブなニュースに焦点が当たるかもしれない。だが、冥王星は医療も支配する。したがってこの期間は、重要な治療法に関わる発表と重なる可能性もある。5月下旬〜6月上旬は、多くの投資家の注目を集めるIPOの話題で賑わうかもしれない。需要は非常に大きい。投資家はこの時期がやって来る前に、これらみっつの投資分野すべ てにおいてチャンスを探っておくべきである。


 太陽と金星が土星とスクエアを形成し、火星がフォールとなる牡牛座に入って冥王星とスクエアを形成するにつれて、よいニュースは6月8日〜11日にピークに達するか、または終わりを告げるかである。よい流れに関わってきたグループまたは集合体が、これまで以上の変化に難色を示すことによって、進展が突如として止まるのかもしれない。また、軍事的緊張が再燃し、人命を軽視した、暴力的で悪質な行動をともなう新たな脅威が発生するおそれもある。また、農作物にとってはストレスの多い時期かもしれないが、こうした時期に下落する市場(大豆やトウモロコシなど)は買いの候補になるというのが、ルールのひとつである。地球の特定の栽培地域では、気温が異常に低くなったり高くなったりするかもしれない。


 6月17日〜21日には太陽、水星、金星のすべてが蟹座に入り、海王星とスクエアを形成して春のシーズンが終わる。多くの惑星が水の星座入りし、雨を支配する海王星とスクエアを形成することになる。大量の降雨や洪水の危険性が高まる。一方、海王星は噂や誤報の惑星でもある。だから見聞きしたことをすぐに鵜呑みにしないよう、注意が必要である。信じる前に確かめるべきなのだ。今は信頼が稀少な貴重品であり、巷には不信感が漂っている。大がかりなデマや詐欺、盗難が企てられるかもしれない。ポジティブな面を挙げるなら、蟹座に入るこれらすべての惑星は新しいビジネスを始めたり、既存のビジネスを育てたりしたいという願望を暗示している。誰もが起業家になりたがっている。しかし、彼らは現実的に考えることができるだろうか。

春の重要変化日


 以下の日付はこの時期の金融市場におけるジオコスミックな重要変化日である。2週間ぶり、またはそれ以上の高値、または安値をつけている市場は前後3取引日のオーブをもって反転の候補となる。急反転の度合いは、各市場がプライマリーサイクルのどの位置に来ているかによる。プライマリーサイクルの天井や底をつけるタイミングに来ている時なら、最も急勾配の反転が起きるし、1/3サイクルやハーフ・サイクルの局面であれば、急峻さは小規模になる。だが、どちらにも当てはまらない場合、おそらくその反転に取引する価値はないだろう。

・4月25日〜26日
・5月19日
・6月11日〜14日

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